新しい靴と、新しい革鞄。
君の身体にも、ようやく馴染んできたというのに。
数日前踏み出した道、今日というこの姿に、
層の底、気持ちは凪いで、数歩さがり後ろを振り返ってしまう。
扉。気持ちの扉は閉ざされた。信じる限り、開かない。
幻。昨日の君が微笑んでいる。琥珀色の髪間から、風が吹いてくる。
身体を押しやり、足元支えてくれる、君色の風。
明日という姿。風と共に迎えられる君は、後ろ手に扉を閉める。
信じる限り、鍵は必要ない。
君の明日が素晴らしい日々でありますように。
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