微睡みの中で、届いた懐かしい旋律。
霞の粒子に浮かぶ遠景。過ぎ去ったボクの日々。
それは、今日に安らぎを覚えていたいから、無理出来たあの頃。
今はないけれど、きっと見つかるはずの明日を信じてた。
無茶なことも無謀なことも全て希望だった。
何も恐くなんかない。何も信じてなんかいない。
ボクを救えるのは、ボクだけなんだって思ってた。
知らぬ間に、微睡みの中、景色が涙に滲んだ。
歯がゆくって、もどかしくって、辛いことも、悲しいことも。
もちろん、笑顔の時も――。
しゃにむに夢だけを追いかけられたあの頃。
晴れ行く霞の先に、明日のボクを見つけられたのなら。
懐かしい旋律に勇気を感じるように、懐かしい日々に今を尊ぶように。
明日のボクを愛したい。
君の明日が素晴らしい日々でありますように。


